2022年5月29日日曜日

イオルの森

 上士幌町内にある「イオルの森」の状況を見に、ちょっとだけ出かけてきました。

所在:北海道河東郡上士幌町上士幌字上音更262
現況:平成27 年12 月設置。アイヌの生活空間として整備を行っている他、アイヌ文化の伝
承保存及び学習の場としての利用などを行っている。

 私自身、アイヌ文化に関する研究指定校ということで、2校で担当になったことがありますが、それまではアイヌ文化に関する研究にはほとんど触れたことがなかったので、ただただ必死に勉強する毎日だったことを覚えています。

 そんな経験もありイオルの森と隣接している「東泉園」とあわせて、ぜひ訪ねてみたいと思っていたのですが、東泉園は現在休業しているということから、なかなか行けずにいましたので、やっと思いがかなったという感じです。

 イオルの森には東泉園を所有されている方の私道を通らなくてはいけません。向かう方はルール・マナーの遵守をお願いします。また、イオルの森と東泉園や私道との境界線もはっきりわからないので、長時間駐車する場合は、教育委員会生涯学習課までお問い合わせください。





2022年5月28日土曜日

日本新八景

 日本新八景は1927(昭和2)年に、大阪毎日新聞社、東京日日新聞社主催、鉄道省後援で、一般からの投票をもとに、最終的に当時の名士により審査選定された、日本を代表する8つの景勝地のことです。

 海岸は室戸岬(高知県)、湖沼は十和田湖(青森県・秋田県)、山岳は温泉岳(雲仙岳-長崎県)、河川は木曽川(愛知県)、渓谷は上高地(長野県)、瀑布は華厳滝(栃木県)、温泉は別府温泉(大分県)、さいごに平原は狩勝峠(北海道)が選定されました。 今では「狩勝峠」と言えば、国道38号線の狩勝峠のことしか思い浮かびません。国道38号線は日高山脈越えで初めて誕生した道路であり、江戸時代には十勝街道として存在していました。現在のルートの開削は1931(昭和6)年であり、1934(昭和9)年に「一般国道札幌根室線」に昇格、1952(昭和27)年に国道38号に指定されました。

 とすると、国道の峠頂上からの景色が選ばれたわけではないということです。

 その場所は、旧狩勝線の狩勝隧道と新内隧道との間にあり、十勝平野の絶景が見られるところです。今でも車で行くことができますので、ぜひ訪れてみてください。

 関係者の方々のおかげで今でもその場所には看板が立てられています。木が生い茂っているため、景色は見られないのが残念です。


左:新内隧道        右:狩勝隧道




懐かしい「もの」

 以前、とかち帯広空港のそばにあったテーマパークを覚えていらっしゃいますか。ゴールデンウィーク明け、教室の子どもたちに「どっか行った?」と聞くと、結構な割合で「グリュック王国」というこたえが返ってきたのを覚えています。ちなみに私は、駐車場にあるトイレまでしか言ったことはありません。

かつてグリュック王国があった場所(グーグルアースより)

 もう一つは夕張市にあったテーマパーク。修学旅行の引率で2回、家族を連れて1回訪れました。試食用の夕張メロンがおいしかったことと、買おうと思ったらその価格の高さに驚きました。

 関店の歴史村はすべてがなくなってしまったわけではなく、資料館や模擬坑道は今でも尋ねることができます。


かつて石炭の歴史村があった場所(グーグルアースより)

2022年5月27日金曜日

EXPO'70 日本万国博覧会

 この職に就いたこともあり、仕事を終えて帰宅した後は私や妻の実家で断捨離がてら懐かしい「もの」を探しています。今回は1970年に大阪で開催された日本万国博覧会のスタンプ帳が出てきました。これは実際に行ってきたのではなく、どなたかにいただいたおみやげだそうです。すべてのパビリオンが掲載されていますが、ブログに挙げるのには多すぎるので、6枚だけ紹介させていただきます。




2022年5月23日月曜日

NEWS 室蘭市カントリーサイン変更

 カントリーサインの話題です。カントリーサインは北海道が発祥。チームナックスが「水曜どうでしょう」でカントリーサインの旅をやっていたことをご存知の方は多いはずです。

 「かみしほろ学シリーズ」でも、北海道開発局様の承認をいただき、道内全てのカントリーサインと各市町村の特徴についてまとめ、発行させていただきました。

 そんなカントリーサインですが、多くの市町村は実態に合わせてデザイン変更を行ってきています。平成の大合併の時期には次々と変更されました。十勝管内では本別町、陸別町、広尾町、そして忠類村と合併した幕別町が一度変更しています。

 今回は室蘭市が新たに変更したというNEWSです。著作権上画像を掲載することはできませんが、新しいデザインを下記URLよりぜひご覧ください。

https://www.city.muroran.lg.jp/main/org2200/machinoimage_tohyo_countrysign.html

2022年5月22日日曜日

懐かしい「もの」 ペネロープ号

 サンダーバードは1966(昭和41)年からNHK総合テレビで放映されたイギリスの人形劇です。サンダーバードと言えば国際救助隊が所有するメカのことで、それぞれに搭乗するパイロット…1号はスコット・トレーシー、2号はバージル・トレーシーというふうに担当が決まっていました。

 今回ご紹介するペネロープ号は、国際救助隊の専属諜報員のペネロープ・クレイン-ワードが乗る車です。ちなみにペネロープは黒柳徹子さんが吹き替えを担当していました。

 ファイブ…フォー…スリー…トゥー…ワン…サンダーバード ゴー! というオープニングはカッコよかったですね。

 このペネロープ号の運転席は前方中央にありました。余談でした。

2022年5月21日土曜日

懐かしい「もの」 ヤマトとアルカディア

 懐かしくないよ…厳しいお言葉が届けられるかもしれないことを承知でご紹介させていただきます。宇宙戦艦ヤマトです。テレビ放映開始は意外と古く、1974(昭和49)年です。あまりにも有名なアニメなのでここまでにしておきます。

 同じ松本零士さんはヤマトの他にもキャプテンハーロック、クイーンエメラルダス、銀河鉄道999などたくさんの素晴らしい作品があります。宇宙戦艦としては、ハーロックのアルカディア号も忘れられません。銀河鉄道999に搭乗したアルカディア号をご紹介します。

2022年5月20日金曜日

懐かしい「もの」 バットモービル&デロリアン

 今回は外国の「懐かしい『もの』」です。バットマンは1966(昭和41)年からテレビ放送されていました。

(ウィキペディアより引用)

 近年の映画の中ではド迫力あるバットモービルですが、初期は大変スマートな高級車という感じでした。ロビンの席もちゃんとありました。

 もう一つは映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でお馴染みのデロリアンです。エメット・ブラウン博士がつくったタイムマシーンとして登場しました。第1作が1985(昭和60)年ですので、懐かしい「もの」シリーズに入れようかどうか迷いましたが、昭和時代ということで紹介させていただきました。

 ベース車両はデロリアンDMC-12。1981(昭和56)年に発売されましたが、現在、中古車価格で1000万円とのことです。

2022年5月19日木曜日

懐かしい「もの」 マット・ビハイクル

 シン・ウルトラマンの映画が全国公開されています。今回のウルトラマンはカラータイマーがないとか…。シン・ウルトラマンと聞いて、私は「帰ってきたウルトラマン」のことだと信じていました。全然違ったのですね。

 市販されていた車の中で、今でも一番好きなのが「セリカリフトバック2000GT」です。晴れ 時々曇り 南西の風 まだ強く 別にかわったことはなし… というCMソングもまだ覚えています。そんな中で好きな車2番目に挙げるのがマツダ コスモスポーツです。2ローター・ロータリーエンジンを搭載したこの車は1967(昭和42)年に発売されました。

 帰ってきたウルトラマンに出てきた防衛チームMATの車両がコスモスポーツでした。ウルトラセブンのポインターとは異なり、大きな改造はされいませんでした。この時代にこのデザイン…すごい!


 コスモスポーツは、エヴァンゲリオンにも登場したとのことです。
 ちなみに、MAT Vehicle をマットビークルではなくマットビハイクルと読み間違ったのがそのまま車名になったという話もあるようです。

2022年5月18日水曜日

懐かしい「もの」 サイドマシーンとダブルマシーン

 1972(昭和47)年に放映された「人造人間キカイダー」のサイドマシーン。ベース車両はカワサキGT500マッハⅢスペシャルサイドカーで東京モーターショーに出品されていたそうです。主人公がギターを弾きながら登場するシーン…懐かしいですね。


 こちらは「キカイダー01」のダブルマシーンです。キカイダーの兄という設定で1973(昭和48)年からテレビ放映されました。ベース車両はカワサキマッハII 350SSにサイドカーを取り付けたものだそうです。

 ちなみに、仮面ライダー、キカイダーは石ノ森章太郎さんの作品です。



2022年5月17日火曜日

懐かしい「もの」 ポインター

 ウルトラセブンに出ていた地球防衛軍極東基地に本部を置く「ウルトラ警備隊」がもつ特殊車両「ポインター」。車両に描かれた「TDF PO-1」、「TDF PO-2」というロゴは本当に素敵でした。ベース車両は1957年式クライスラーインペリアル。ウルトラマンシリーズの中でも最もインパクトが強かった車ではないでしょうか。ウルトラ警備隊のマークもカッコいいですね。


 クライスラーインペリアルという車なのですが、奇跡的にミニカーを所有していおりました。自分が親にねだって買ってもらった記憶がないので、お土産か何かでいただいたのかもしれません。



2022年5月16日月曜日

懐かしい「もの」 マッハ・ロッド

 1972(昭和47)年からテレビ放映されたアニメ「超人バロム1」。ゴルゴ13でお馴染みのさいとうたかおさんの作品です。マッハ・ロッドと呼ばれる車は大きなプロペラが印象的でした。ベース車両は日産フェアレディだったそうです。



包装紙の魅力

 鉄道と歴史に心をもっていかれてから、必然的に古地図を求めるようになりました。鳥瞰図や空中写真も同様です。

 帯広市の電信通りにある「高橋まんじゅう屋」は昭和29年創業の老舗。私の中では昭和25年創業の「ますやパン」と並ぶ大切なお店です。実はもう一軒「お多福」という団子屋さんの櫛団子が大好きでしたがすでに閉店しています。その後「お多福」の従業員さんが場所を変えて「福いち」をしばらく営業していましたが、令和2年の年末に残念ながら閉店してしまいました。子供の頃に普通に立ち寄っていたお店がどんどん消えていってしまっています。これも時代の流れなのでしょうか。

 話を古地図に戻します。「高橋まんじゅう屋」の包装紙が古地図になっていることは「高まんファン」の皆様ならご存じのことと思います。何年か前にお店の方にお願いして、包装紙を数枚いただいてきました。せっかくなのでそれを拡大コピーし、学習資料室に飾ってみました。

 実は上士幌町内の水月さんも地図をデザインした包装紙となっています。日常の生活の中にも「お宝」はたくさん隠れているものです。


高橋まんじゅう屋様からいただいた包装紙(拡大)


水月様からいただいた包装紙


2022年5月15日日曜日

懐かしい「もの」 サイクロン号

 仮面ライダーは今も続くロングセラー作品ですね。そんな作品とリアルタイムで生きていることにちょっとした喜びを感じます。

 仮面ライダーと言えばサイクロン号。今回は仮面ライダー1号の初代サイクロン号をお届けします。

 カウルと6本のマフラーがカッコよかった! ベース車両はスズキ初のスーパースポーツT20だったそうです。バイクの知識は皆無なのでごめんなさい。

 その後、様々なライダーが登場する中で、ライダー1号や2号の姿を見ることがありました。初代のサイクロン号は1971(昭和46)年、新サイクロン号は1973(昭和49)年の登場となります。ライダー1号のコスチュームもかわっているようですね。


2022年5月14日土曜日

懐かしい「もの」 マッハ号

 前回の「懐かしい『もの』」では、柳月の三方六についていた「のこぎり型ナイフ」を紹介させていただきました。その後「他には何かないものか…」と探していましたが、なかなか手放せずにいた「おもちゃ」を発見しました。


 マッハ号です。近年映画にもなっていましたが、このミニカーは1967(昭和42)年からテレビ放映されたアニメ版のものです。

 マッハ号の特殊機能はハンドルパッドのAからHまでのボタンで操作されていました。

 Aボタン:オートジャッキ車体下部から出る4本の特殊ジャッキ。タイヤ交換の簡易化の他、路面を蹴ることによってジャンプすることが可能。

 Bボタン:ベルトタイヤタイヤに特殊なベルトが装着され、沼地・雪上・山岳(急斜面など)の走行ができるようになる。

 Cボタン:カッター車前面に丸鋸が出てくる。木や藪などを切り倒しながら走行できる。「チョッパー」とも呼ばれた。

 Dボタン:ディフェンサー座席上部の防弾仕様のキャノピーが閉じる。硬質プラスチック製。

 Eボタン:イブニングアイ赤外線灯。剛がかぶるヘルメットのシールドが暗視ゴーグルになる。

 Fボタン:フロッガーディフェンサーに加えて酸素ボンベより酸素がコクピット内に放出され、水中走行を行なえる。潜望鏡も上部に伸び、バックミラーで映像を確認できる。

 Gボタン:ギズモ号ツバメ型の偵察用の通信機能付き小型飛行メカ。マッハ号の車体前部から発射され、遠隔操作が可能で、目標への遠距離攻撃用としても使用可能。

 Hボタン:ホーミングギズモ号を自動操縦で自宅に戻す。救助を求める非常用ボタンという面があり、このボタンのみステアリング上には配置されていない。

※ウィキペディアより引用

 自分の中ではマッハ号に勝る車(仮想世界の車)はないと言っても過言ではありません。

2022年5月13日金曜日

懐かしさが広がる「もの」

 私的なお話で申し訳ございません。私はForum#26という鉄道を中心としたコミュニティを運営させていただいています。昨今の事情でオフ会等はなかなか開催できずにいますが、facebookを利用した会員どうしの交流を続けてきています。

 立ち上げたのは2019年1月25日で、平成から令和にかわる直前のことでした。ぬかびら源泉郷郵便局の局長さんや当時十勝管内小中学校校長会でたった一人しかいなかった同じ趣味の方と共にたちあげました。おかげさまで今では60名を越えるメンバーの方々に支えられ、「輪・和・話・吾」の運営方針のもと、穏やかに楽しく活動させていただいております。

 今回ご紹介するのは、ぬかびら源泉郷郵便局に飾られている「懐かしさが広がる『もの』」です。製作者はもちろん局長さんです。

 鉄道模型(ジオラマ)がもつ不思議な効能を感じる作品です。この乗降場の階段の向こうに広がる黒石平の市街地の景色を想像してしまいます。そんな想像が「調べてみよう」という意欲を湧き立たせてくれます。興味ある方はぜひ足を運んでみてください。タウシュベツ橋梁の模型も見ることができます。また郵便局の入り口には「足湯」ならぬ「手湯」があります。ぬかびら源泉郷らしさを感じる空間です。


電力所前仮乗降場のジオラマです

 「Forumの意味はわかるけれど、#26って何?」と質問をいただくことがあります。26とは鉄の原子番号です。ちなみにForumは、ラテン語の鉄「Ferrum」もかけています…ちょっと無理がありますが…。余談でした。

2022年5月12日木曜日

図書館散歩

 学習資料室がある2階の階段を降りるとそこは図書館です。資料の宝庫、いいえ宝島と言ってよいかと思います。探している資料が万が一見つけられないときは、図書館の職員の方に尋ねてください。バックヤードに大切に保管していることがよくあるそうです。

 今回は郷土資料の書架の様子を案内していただきました。前述したように「まだまだありますよ」とのことでしたが、私は書架だけでおなか一杯になりました。次回からはしっかり狙いをつけていこうと思います。

 DVDコーナーで「スイッチバック北の鉄道」なるものを見つけてしまいました。来週早々…と思いましたが、今日の勤務終わりに借りていきたいと思います。これで週末の楽しみができました。








図書館便り4月号もぜひご覧ください!(画像をクリック→PDF)

図書館の2階ロビーでゆったりしてください

 学習資料室がある町図書館2階。図書館の入り口にある階段を上っていただくとこんなスペースになっています。

            図書館入り口    2階視聴覚ホール前

            2階学習相談室前   2階視聴覚ホール前

 図書館にお立ち寄りの際は、2階ロビーそして学習資料室にぜひお立ち寄りください。